2024年10月からの火災保険料率を改定する旨の通達が多くの保険会社よりございました。直近では2018年2019年2022年に改定が行われておりますが、今回は過去最大の保険料上昇が予想されております。
2024年10月以降に満期を迎えられるご契約につきましては、更新後の保険料に大きく影響する可能性がございます。 事前に保険契約を見直すことにより料率改定による影響を軽減することができる場合があります。
なお、現在の補償内容や満期までの残り期間などによって契約見直しの有利不利が異なります。ご契約中の火災保険について気になられる方は、現在の保険証券のコピーを担当者にお渡しください。改めて専門のスタッフよりご案内いたします。
改定後の保険料の試算が可能となる時期については保険会社により異なり、改定日までの期間が短い場合がございます。希望者様が多数の場合、先着順での対応となります都合上、やむを得ずお断りをさせていただく場合がございます。契約見直しご希望のお客様はお早めに担当者までお声がけいただきますようお願い申し上げます。
【保険料改定の背景】
2023年6月、損害保険算出機構より各保険会社が保険料決定の参考とする参考純率※が平均13%引き上げられました。参考純率の引き上げ要因は、自然災害の激甚化、建物の老朽化の進展、修理費の高騰等の影響により、預かった保険料よりお支払する保険金が多くなったためです。
参考純率を参考にそれぞれの保険会社が保険料を決定するため保険会社ごとに保険料の値上がり幅は各々異なります。
※参考純率
保険料率は純保険料率と付加保険料率で構成されます。
純保険料率は事故が発生した時に保険会社が支払う保険金に充てられる部分、付加保険料率は保険会社が保険事業を行うために必要な経費などに充てられる部分です。
損害保険算出機構では純保険料率部分を算出し、参考純率として公開しています。