去る8月21日『消費税増税に対する実務上の注意 ~経過措置等への実務対応~』、翌22日『スモールスタートで始める失敗しないための「RPA」導入セミナー』を開催しました。
消費税研修は34名の参加者にお集まりしただき、この10月からの10%への税率変更に対する注意点について、事務所職員からお話をさせていただいきました。
税率改正半年前以前からの経過措置や、飲食料品等の軽減税率の課税の注意点についての話もいたしました。オマケつきお菓子の考え方やビールとノンアルコールビールの税率の違いなども説明し、その複雑さを理解していただきました。
その翌22日は、ロボテック・プロセス・オートメーションと呼ばれる、日常業務のなかパソコンで行う単純業務を自動実行するシステム「RPA」の研修を行いました。これは7月に続き2回目となり、今回も31名という多数の方にお集まりいただきました。
パソコンは普及しているものの、製造現場より事務の現場ではまだまだ、作業効率、生産性向上の余地が十分にあると言われて久しくなっています。少子高齢化による若手人員採用難や近年の働き方改革の推進のため、いかに事務作業現場でも効率よく行っていくか?これは中小企業の命題でもあります。
この中小企業向けの廉価なシステムの提供について、ご参加いただいた皆さんは興味をお持ちでした。RPAを中小企業の業務効率のために、導入していく企業さまはこれから、増えていくことでしょう。
消費税税率改正や働き方改革の実行など、中小企業にとって、この秋は忙しい秋となりそうです。
森