冬らしい寒い日が続き、今年も残り少なくなったと感じる季節となりました。
年末年始は長期休暇でほっと一息つく方も多いのではないでしょうか。
しかし、年末年始は、「ランサムウェア」や「なりすましメール」などのサイバー攻撃が増加する傾向にあることをご存じでしょうか。
年末年始に入る前に対策をしておきましょう。
なぜ年末年始にサイバー攻撃が増えるのか?
年末年始は、通常の業務体制とは異なる状況となることが多く、セキュリティ対策が疎かになりがちです。この隙を狙って、サイバー攻撃者は、以下のような理由から攻撃を仕掛けててくる可能性が高いのです。
人的なセキュリティ対策の緩み
年末年始は対応者が少なく、迅速な対応ができない
通常業務以外の作業に忙しく、セキュリティ意識が薄れる
企業のセキュリティシステムの更新が滞る
年末年始は、システムの更新作業が行われにくい
新たな脆弱性が発見されても、迅速な対応ができない
心理的な隙
年末年始は気が緩みやすく、不審なメールやウェブサイトにアクセスする可能性が高まる
どのような対策をすればいいのか?
年末年始のサイバー攻撃から身を守るためには、以下の対策を講じることが重要です。
OSやソフトウェア、セキュリティソフトを最新の状態に保つ
最新のOSやソフトウェアに更新し、脆弱性修正パッチを適用する
セキュリティソフトの定義ファイルを最新の状態へ更新する
不審なメールやウェブサイトにアクセスしない
不審なメールは開かない
(※実在する銀行、クレジット会社、オンラインショッピング会社を騙った、
なりすましメールが増加しています)
リンクをクリックする前に、URLの正当性を確認する
バックアップを行う
万が一の事態に備え、重要なデータをバックアップする
パソコンの電源は切る
不正アクセスを防ぐためにも、社内パソコンは電源オフにする
社員へのセキュリティ意識啓発を行う
定期的に社員向けのセキュリティリテラシー向上のための研修を実施する
弊社IT・RPAチームでは、ご要望に合わせてセキュリティリテラシーに関するセミナーなどを実施しております。このようなセミナーを通じて、セキュリティに関する知識やスキルを身につけることが重要です。まずは税理士法人広瀬 IT・RPAチームにお気軽にご相談ください。
セキュリティ対策を万全にして、安心して年末年始をお迎えください。